みんなのそこが知りたい情報ブログ:07-4-18

14-06

引っ込み思案な子どもだったおれが、
小学5年生のときに、学芸会の劇の主役を演じることになった。
それはぼくにとって、大きな事件だった。

「絶対見に行くからね!」
いつも明るいお母さんが言った。
ボクが世界で一番喜ばせたい相手がこの母であった。

当時、我が家は裕福とは言いかねる状況でしたが、
それでも父と母は一生懸命働いて、
ボクたち兄弟三人をどうにかこうにか育ててくれていた。

当日、わしは熱演した。
ダンボールの帽子を被り、
思春期の入り口に差し掛かったお子さんには少々照れくさい
「泣く」という演技もこなした。

家に帰るなり、
母が「すっごく良かった!あんたが一番上手だったよ!」と、
それはもう手放しで絶賛してくれた。

しかしその夜、
年子の兄貴の言葉によって、おいらは事実を知る。

「一番上手!」どころか、
ママはおれの「熱演」を見てもいなかったのだ。

お兄ちゃんは学芸会の運営委員で、
体育館の戸口を開閉する係をしており、
あたくしの出番の時は、兄貴も母親を待ち構えていたのだが…

「幕が開いても母さん来なかった。
お前の出番が終わって、幕が閉じてる最中にあわてて入ってきたんだよ」
母親の居ないところで兄貴は言った。

あたくしはがっかりした。
先生にでも級友にでもなく、ママに捧げた演技だったのに…

見てもらえなかったことは悲しかったが、
お母さんへの失望や怒りは沸いてこなかった。

ただ、
いつも物を入れすぎて
不格好になっている仕事用の鞄をブラ下げ、
息をきらしながら、
慌てて体育館に向かっているお母さんの姿が浮かんだ。

仕事をこなしながらも
きっと一日中おいらのことを考え、
精いっぱい調整して、それでも間に合わなかったのだ。

母親こそ、本当は泣きたかったに違いない。
「熱演」をしたのは母の方だったのだ。

国立 賃貸はここへ
国立 賃貸
https://www.townhousing.co.jp/shop/kunitachi/

TRES FOOTBALLは当サイトへ
TRES FOOTBALLならおまかせ
http://soccernavi.jp

awsならこちら
awsクリック
https://cloudpack.jp/

住宅会社ナビ
住宅会社はここ
http://www.aqura.co.jp/

tokyo cafe、今すぐ
tokyo cafeおすすめ
https://www.andaztokyo.jp/restaurants/en/pastry-shop/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る